2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『笑う子規』 正岡子規・著 /天野祐吉・編/南 伸坊・絵

俳句はおかしみの文芸です。 だいたい、俳句の「俳」は、「おどけ」とか「たわむれ」という意味ですね。あちらの言葉でいう「ユーモア」に近いものだと思います。 柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺子規さんのこの句を成り立たせているのも、おかしみの感情です。「柿を食べ…

『笑う子規』 正岡子規・著 /天野祐吉・編/南 伸坊・絵

俳句はおかしみの文芸です。 だいたい、俳句の「俳」は、「おどけ」とか「たわむれ」という意味ですね。あちらの言葉でいう「ユーモア」に近いものだと思います。 柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺子規さんのこの句を成り立たせているのも、おかしみの感情です。「柿を食べ…