2018-11-10から1日間の記事一覧
梅棹は「退官」を民族学で用いる「王ごろし」の現象になぞらえており、「王ごろし」とはアフリカその他でみられた慣行で、フレイザーの『金枝篇』にくわしく出ている。それは「神聖なる王の弑逆」と称され、基本的事実は、王がすこしでも衰弱のきざしをみせると、容…
梅棹は「退官」を民族学で用いる「王ごろし」の現象になぞらえており、「王ごろし」とはアフリカその他でみられた慣行で、フレイザーの『金枝篇』にくわしく出ている。それは「神聖なる王の弑逆」と称され、基本的事実は、王がすこしでも衰弱のきざしをみせると、容…