2018-12-14から1日間の記事一覧

女にとって「失われた母語」ーフリーク上野千鶴子ミドナイト・コールー

E.M.シオランというルーマニア生まれの亡命作家がいる。パリに移住しフランス語で著作活動をした。外国語で自己表現するほかないつらさーわたしには、この亡命作家の嘆きがよくわかる。女の状況も似たようなものだからだ。自分を語ろうとすると、その言葉は…

女帝への共同参画不要ー上野千鶴子ー

「女帝への共同参画不要」 引用 上野千鶴子「天皇制」と伝統文化一論議のために一 朝日新聞・夕刊8/17/'08 権威への共同参画不要 若者のあいだに広がる無関心 憲法を改正するなら、第一条から手をつけるべきだろう。国旗や国家、富士山や桜が、日本の「象徴」だと…

下ネタは上ネタだー上野千鶴子ー

「『下ネタ』は『上ネタ』だ」 引用 上野千鶴子 「上野千鶴子が文学を社会学する」所収「『性幻想一ベッドの中の戦場へ』は静かな挑戦の書である。文庫版の本書が刊行されたのは1990年、今から10年前である。『性幻想』というタイトルは今でも衝撃的だ。…